Q. どうしてセカンドキャリアにビーネックスパートナーズを選ばれたのでしょうか?

元々はアパレル企業で取締役兼営業本部長を勤めており、パワフルに働くのが好きな質でした。 定年後も体を動かしたいとパートタイムの仕事を探し、たまたま近所にあったビーネックスパートナーズの事業所に応募しました。 実は他にも受けていたのですが、ビーネックスパートナーズの所長は特に歓迎してくれたのです。 面接後に電話をかけてきて「もう制服も用意しています」とまで言ってくださり(笑)、その気持ちが嬉しくて就業を決めました。

Q. 現在のお仕事内容は?

プラスチックの原料をつくる工場で、材料の計量作業を行っています。 材料が入った1包25キロの袋を持ち上げて、柄杓で中身をすくい、種類別に計量するという工程です。 生産量が多い日は、この作業を1日で300袋分行っています。 周りの人は「若い人でもへばる作業ですよ」と目を丸くしていますが、私の適性に合っていたのか、もう10年以上続けています。 ただ製造の現場にはさまざまな作業工程があり、顕微鏡をつかった検査やフォークリフトでの物の運搬、生産管理など、力を必要としない作業も多いです。 他のシニアもそれぞれの適性にあった作業に就いています。

Q. 他にもシニア社員がいるのですね

就業先のスタッフ25名中、3名が60歳以上で、全員バリバリ働いています。 ビーネックスパートナーズには、年齢や経歴に関わらず全員が活躍できるようにするという文化が定着しているためです。 私のほかにも定年退職後に入社した男性がいて、その方は始め他社の仕事と兼業していたのですが、結局こちらをメインにしたくらい、働きやすいですよ。

Q. これまでのキャリアは活かせていますか?

はい。 作業にかかる工数や時間を計算・分析して、より効率的な運営方法を所長と話し合っています。 所長はずっと製造畑にいた方なので、別業種で役職を経験した私の意見が新鮮だそうで、積極的に取り入れてくれています。 またメンタル面でも支えになっているようです。 製造業は世界情勢の影響を受けてどうしても生産数が上下しますが、私はバブル崩壊やリーマンショックも乗り越えてきた百戦錬磨の企業戦士ですから(笑)、動揺しません。 所長を励まし、一緒に知恵を絞っています。

Q. ビーネックスパートナーズに入ってよかったことは?

自身の希望を最優先にして、就業ができることです。 年齢を重ねるごとに体力などは変化しますが、その都度相談し、就業日数や時間、担当する工程を調整してきました。 これなら趣味を楽しみつつ、仕事も続けられます。 だから10年以継続できているのだと思います。 また体力的にきつい作業があっても、若いスタッフが助けてくれ、自然とコミュニケーションがとれる点も良いですね。 同じ職場で同じ作業を頑張っているため、共通の話題が多く、特に壁もなく話しています。

Q. 今後の展望は?

年齢とともにシフトを減らしていっているのですが、今は週2日働いて、あとの5日は趣味の釣りや旅行を満喫しています。 今後も無理のない範囲で、マイペースに働き続けるつもりです。 実は、私たちシニアがイキイキ仕事する様子を見た顧客企業の担当者さまから「私が今の会社を定年退職したら、ビーネックスパートナーズで雇って」と言われているんです(笑)。 定年後の生き方の、ロールモデルになっているなんて嬉しいですね。

※当社グループは、今後も技能社員の皆さんに『オープンアッパー』になってもらえるよう、サポートしてまいります。
※2022年11月インタビュー