個々の色覚に応じた眼鏡で働きやすさを追求 特例子会社オープンアップウィズにて『イノチグラス』導入実証実験を開始

プレスリリース

株式会社オープンアップグループ(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長 CEO:西田 穣)は、特例子会社である株式会社オープンアップウィズ(本社:神奈川県相模原市、代表取締役 大濱 徹)において、障害のある社員一人ひとりの視覚特性に合わせた眼鏡『イノチグラス』の導入実証実験(PoC)を20258月より開始したことをお知らせします。本取り組みは、グループが推進する「多様な人材が活躍できる職場環境づくり」の一環であり、視覚から入る情報を最適化することで、業務パフォーマンスの向上と社員の健康維持の両立を目指すものです。

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■背景
オープンアップグループでは、約3万人の社員が多様なフィールドで活躍しており、その中で特例子会社オープンアップウィズは障害のある方の雇用と定着を支えています。現在、同社では386名の社員が在籍し、精神障害・知的障害・身体障害など、それぞれ異なる背景を持つ社員が業務に従事しています。オープンアップウィズの代表自ら『イノチグラス』を試用し、肩こりの軽減や作業効率改善を実感したことから、社員への導入を検討。社員一人ひとりが最適な環境で働けることを目的として、本実証実験がスタートしました。

『イノチグラス』について
『イノチグラス』は、個人ごとに異なる色覚の特性を測定し、心と体のバランスを整えるための最適な"パーソナルカラー"を反映したレンズを提供する眼鏡です。視覚ストレスの軽減や集中力の向上が期待され、国内外で注目を集めています。「人の見え方は一人ひとり異なり、それぞれに最適な""が存在する」という理念のもと、子どもから高齢者まで、障害の有無を問わず幅広い層に向け"パーソナルカラーレンズ"を提供。国内外で延べ数千人以上の視覚特性を測定し、学習支援や職場環境改善に寄与しています。
イノチグラス(株式会社Innochihttps://innochi.co.jp/

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実証実験の概要と今後の展望
本実証実験では、202510月までの期間、希望する社員を対象に『イノチグラス』を装着して業務を行い、業務処理件数や疲労度などを検証します。導入前後でのパフォーマンスの変化を比較し、効果が確認されれば、特例子会社初の全社員への『イノチグラス』の導入を進めるとともに、将来的にはグループ全体への展開も検討していきます。

オープンアップグループは、今後もダイバーシティ経営の実践を通じ、すべての社員が自分らしく働ける環境を整備し、社会的な価値創出に取り組んでまいります。

以上

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【本件に関する報道関係の方からのお問合せ先】
株式会社オープンアップグループ コーポレートコミュニケーション部  
担当:前川
電話:070-1539-3426(土日祝除く平日 1017 時)  
メール: opg-pr@openupgroup.co.jp