ビーネックステクノロジーズ、半導体業界に即戦力人材を提供~お台場に新研修施設を開設~

プレスリリース

株式会社オープンアップグループ(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤 大央)の子会社である、ビーネックステクノロジーズ(本社:東京都港区、代表取締役:吉井栄伸)は、東京都江東区に半導体を扱うエンジニアの育成に特化した研修施設「お台場セミコントレーニングセンター」を開設し、12月4日に稼働を開始します。実際に現場で使われている半導体製造装置を設置しており、使い方からメンテナンスまで手を動かしながら学べる施設となっております。半導体業界に、即戦力に近い人材を提供していきます。

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実際の半導体製造装置を使った研修(イメージ)
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清潔感のある座学ルームも完備

【施設概要】

名称 お台場セミコントレーニングセンター

所在地

東京都江東区青海二丁目5番10号 テレコムセンタービル西棟1階
延べ床面積 260.19㎡(78.71坪)
施設内容 研修施設
開所日 12月1日

半導体および半導体製造装置を製造する現場のエンジニアを希望する人材を採用し、同施設で1 ヶ月の研修を提供します。年間約150名が受講する予定です。実際の半導体製造装置を動かしながらの研修で、機械メンテナンスやフィールドエンジニア業務(ハードウエアの設置・設定・保守・修理など)などを行える高スキル人材を育成します。

また、日本半導体製造装置協会(SEAJ)が推奨する「安全教育」も実施します。従来、同教育は派遣エンジニアを受け入れるお客様先で実施しており、お客様の負担となっておりました。同施設で派遣前に実施することで、即戦力に近いエンジニアの派遣が可能となります。


【研修の特徴詳細】

  1. 半導体加工の大型実機を用いる
    本研修施設には、半導体等の製造ラインで使用されるアッシング装置(※)を設置しています。そのほか模擬クリーンルームを設けるなど、半導体工場や開発現場を模した環境を再現しています。実際の材料も使い、現場と同等レベルの業務内容を体験することで、即戦力人材に求められる知識と実務能力を習得できます。
    ※アッシング装置:ウェハー表面に凹凸加工を施す際に使われる装置
  2. 講師1名につき研修生は4名まで
    少人数で実現する高レベルな学び 本施設での研修受講人数は、一度に最大12名までとしています。研修生4名に対し講師は1名で、密度の高い1カ月間の学習体制を敷きます。 講師を務めるのは、数十年にわたり半導体関連業務に従事してきた一流の元エンジニアです。機器を用いた体験型研修だけでなく、半導体の歴史や理論を織り交ぜた高度な座学研修も行うことで、機械のメンテナンスやフィールドエンジニア業務といった高度な知識・スキルを学びます。
  3. 安心してリスキリングできる環境
    本施設の研修に参加するのは、原則、半導体関連産業に従事したことのない未経験者です。研修後は、半導体製造装置メーカーなどでの就業を目指します。研修後の半導体エンジニアとしてのキャリア形成を含め、リスキリング(学びなおし)に取り組めるようにしています。

【ビーネックステクノロジーズについて】

ビーネックステクノロジーズは、機械・電機分野のエンジニアを正社員で雇用し、人材不足などの課題を抱えるモノづくり企業に派遣しています。世界的な半導体不足に伴う半導体製造現場の人材不足に対応すべく、実践的な研修を通じて、日本の半導体産業の支えとなる人材を育成します。優秀なエンジニアを各企業へ輩出することで、産業の発展に貢献してまいります。