未来のエンジニア育成と地方創生を両立 ~こどもテックキャラバンin広島に参画~

プレスリリース

株式会社オープンアップグループ(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤 大央 以下、当社グループ)は、11月23日、25日、12月2日の3日間広島で行われた第3回「こどもテックキャラバンin広島」に企画プロデュース及びスポンサーとして参画しました。2022年から実施しているロボット製作・プログラミングと自然体験学習を融合した親子向けワークショップで、ものづくりの未来を担う人材の可能性の機会を作っていくとともに、社会課題に向き合う活動を進める人材の可能性、機会を共に作るきっかけとしています。今後、当社グループでは「こどもテックキャラバン」の複数地域での継続的な開催と、各地域で社会課題の解決に向けた活動を行う人々との協働を目指します。

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自然学習(オリーブ収穫体験)の様子
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親子でプログラミングし、ロボットを動かす様子

こどもテックキャラバンは、子どもがロボットとプログラミングを通じて「つくる」「学ぶ」「競う」の3つからクリエイティブな力を育む学習プロジェクト「ロボサバ」(https://robosava.jp/)体験を軸としながら、地域の社会課題に向き合うNPO等の活動やスポンサー企業の社会貢献活動に関わる体験学習を交える複数のプログラムで構成されています。参加する親子はキャラバン隊となって今までにない体験をします。運営陣は心湧き立つ瞬間をプロデュースし、新しい可能性に繋がるきっかけとなることを目指します。協同するNPOやスポンサー企業にとっても、自然保全や地域おこし、仕事の魅力を伝えるコワーキングの機会となっており、地方創生の新しい可能性となることを期待しています。

今回、広島で開催した「こどもテックキャラバン」は、広島を基盤に地域振興をデザインする「株式会社BPL」が主催となり、参加親子25名、地元NPO等5社、地元大学生7名、スポンサー2社(当社含む)が集いました。江田島で地域おこしの活動をする一般社団法人「フウド」がオリーブ農園と連携してオリーブ収穫やオリーブオイルづくりの体験学習を、また、三段峡の自然を守り観光と教育の振興の活動をするNPO法人「三段峡・太田川流域研究会(さんけん)」と広島大学「さんけん部」が三段峡の散策や木の実を使った餅づくり、キャンドル作りなどの体験学習を行いました。 さらに、新たに「株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ」が企業スポンサーとして参画し、会場提供のほか、結婚式体験プログラムの進行、当日ダイジェスト映像の制作等を行いました。各々が単独で推進する以上の社会的インパクトを生み出そうとしています。


今回行われた「こどもテックキャラバンin広島」の様子

1、ロボットとミニコンピューターを作る

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はんだ付けの様子

まずは、子どもたちはロボットを組み立てるところから始めます。手作りロボットは個体によって一方に曲がりやすいなどの特性が生じますが、その特性を理解し活かすことも大事です。プログラミングで使うミニコンピューターも手作りで、電子部品をハンダで接着する「はんだ付け」が子どもたちに大人気です。

2、プログラミングでロボットを動かす

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プログラミングの指示(コード)を作る様子

ロボットを動かためには手作りミニコンピューターでロボットの動きを指示するプログラミングの指示(コード)を作り、そのコードをメモリーを通じてロボットにインプットします。子どもたちはコードを書くことから学び、実際に自分が書いたコード通りにロボットが動く楽しさを体験します。いたるところで「すごい、動いた!」などの歓声が上がります。

3、自然学習でも関心を広げる

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三段峡で自然と触れ合う様子

午後は会場を出て、海や山で体を動かし触れながら自然や地域に関する体験学習をします。プログラミングで上手くいかなくても新しい学習とこども同士が親しくなることで、次のプログラミングの楽しさや協力が生まれます。自然学習の経験からロボットを改造するこどももいます。

4、自分の作ったロボットを、自分で操作して競う

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大会の様子

最終日は毎回プログラミングでいかにロボットを正確に動かせるかを競う大会も実施します。ロボットが異動するコースが用意されており、「1パネル前進」「365度回転」など動きの指示があります。ロボットが指示通り動くよう、制限時間内にコードを書き、ロボットを操作します。勝つうれしさや負ける悔しさも学ぶことができます。

5、想いを伝える

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ロスフラワーを使ってブーケを作る様子

大会会場である結婚式場を活かし、チャペルへの入場体験、ロスフラワーを使ってブーケを作るフラワーコーディネーター体験等を実施。結婚式の意義の一つである「想いを伝えること」の大切さを感じるイベントを親子で体験しました。3日間の様々な体験を振り返り、感謝を形にすることで、こどもテックキャラバンを締め括りました。


参加者の声

  • 学校でははみ出し気味の子供が、楽しそうに取り組んでいて、親としては嬉しく見守りました。
  • 子供だけでなく、親も満足できるという、他のイベントでは経験したことのないイベントでした。
  • プログラミングで動かせるお土産を色々といただいたので、娘と週末に一緒にやってみよう!と話しています。

当社グループは未経験の方をエンジニアとして育成するためにトップクラスの研修プログラムとキャリアサポートを行っております。業界でも最大規模の体制を持つことから、多種多様なサービスと強力なサポートを全国に展開しています。
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